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整形外科

診療内容・特色

整形外科で取り扱う部位は広く、頭部と躯幹臓器を除くほぼ全身にわたっており、脊椎外科、関節外科、外傷外科、手の外科、骨軟部腫瘍、小児整形外科などのsubuspeciality に分けられます。当科では、その中でも、脊椎外科、関節外科、外傷外科の診療に、特に力を入れています。

 

平成20年には495件の手術を行ないましたが、そのうち脊椎手術は80例を占めました。椎弓形成術等により脊髄、馬尾神経、神経根を除圧し、不安定性を伴う場合は積極的にinstrumentationによる強力な固定を加えています。傍脊柱筋の棘突起付着部を温存する白石法など、低侵襲で展開し、術後数日で離床を行い、早期退院、早期社会復帰を図っています。

Spinal instrumentation  

 

当科のスタッフ数は4名の時代が長く、マンパワー不足に悩んでおりましたが、平成20年4月から、新田医長がイタリア留学から復職、築山医師が専攻医として着任して6人体制となり、午前中から2列で手術が行なえる等、キャパシティーが増えました。また麻酔科スタッフの充実により、人工関節手術等はほとんど麻酔科管理をお願いできるようになり、安全性が向上するとともに、術者が手術に集中できるようになりました。予定外の麻酔もかなり受けていただけるようになり、当科としても一層腕を揮えるようになりました。麻酔科医不足に悩む病院が多いという昨今の医療情勢の中で、これは大変恵まれた事であり、院長をはじめ尽力された方々に深く感謝いたします。

 

私ども整形外科スタッフ一同、一層努力して質の高い医療を提供し、県民の負託に応え、県立尼崎病院の発展に尽くしたいと存じます。


手術

関節外科の分野では、年間157件の手術を行ないましたが、その中では股・膝あわせて84例の人工関節置換術が中心となります。当科の人工関節手術は30年以上の歴史がありますが、それだけに再置換の症例も増えてきました。症例の状態に応じて、KTプレートなどを用いた臼蓋再建やIBGによる髄腔骨欠損の補填、遠位固定型セメントレスロングステムを用いた再建を行なっています。再置換術を行なうに当たっては、骨欠損の補填に必要な同種骨の調達がネックとなっていましたが、平成18年6月に院内ボーンバンクを設立し、この問題を解消することが出来ました。

  人工股関節 人工膝関節

 

外傷外科手術は年間108件でした。高齢者の大腿骨頚部骨折や橈骨遠位部骨折などが多数を占めていますが、不安定型骨盤骨折などhigh energy traumaの症例も増えてまいりました。こうした症例では臓器損傷を伴う率が高く、関係各科と連携して診療を行なっています。高齢者の骨折の場合、糖尿病、心疾患等基礎疾患を持つ方が地域医療機関より紹介されてくることが多く、全身管理の上で内科各専門科の協力を得て治療を進めています。

 

手術療法以外の保存療法ももちろん力を入れています。たとえば関節リウマチの薬物療法は近年目覚しく進歩しており、メソトレキセートと生物学的製剤を併用することにより、かなり重症の方でもリウマチの炎症を鎮静化させることができるようになってきました。本院ではレミケード、エンブレル、アクテムラという3種の生物学的製剤を採用しており、大きな効果を挙げています。こうした治療も、リウマチによる関節破壊が進む前の方が有効性が高いので、リウマチでお困りの方は早めに受診していただくことをお勧めします。

 

わが国では高齢化が人類史上例を見ない速さで進展しており、骨粗鬆症対策の重要性が増しています。骨折を防止し、高齢者に健康な生活を送っていただくためには、骨密度と骨代謝マーカーを測定し、症例に応じて投薬など治療を行なう必要があります。なかでもアレンドロネート(ボナロン)等のビスフォスフォネートは、骨折予防効果のエビデンスが報告されており、寝たきりのお年寄りを作らないためには、特に中高年女性には積極的に検査を受けていただくことが重要です。

スタッフ紹介

  • 野口 隆(のぐち たかし)
    役職 整形外科部長・整形外科長
    卒業年度 昭和55年
    資格など 日本整形外科学会専門医
    専門分野 脊椎外科・人工関節
  • 中田 孝(なかた たかし)
    役職 整形外科部長・リハビリテーション科部長・リハビリテーション科長
    卒業年度 昭和48年
    資格など 日本整形外科学会専門医
    専門分野 リハビリテーション・スポーツ医学
  • 西村 直巳(にしむら なおみ)
    役職 整形外科部長
    卒業年度 昭和58年
    資格など 日本整形外科学会専門医
    専門分野 人工関節
  • 新田 真吾(にった しんご)
    役職 整形外科医長
    卒業年度 平成10年
    資格など 日本整形外科学会専門医
    専門分野 脊椎外科・人工関節
  • 太田 悟司(おおた さとし)
    役職 整形外科医長
    卒業年度 平成11年
    資格など 日本整形外科学会専門医
    専門分野 脊椎外科・人工関節
  • 築山 浩之(つきやま ひろゆき)
    役職 専攻医
    卒業年度 平成18年
    資格など  
    専門分野  
  • 中村 武弘(なかむら たけひろ)
    役職 専攻医
    卒業年度 平成20年
    資格など  
    専門分野  

現在初期臨床研修を行っておられる先生方へ

平成23年4月採用の当科専攻医を募集しております。整形外科に興味がある、見学希望等ぜひ担当 太田まで御連絡ください。

学会認定

専門医教育施設として、日本整形外科学会認定研修施設の認定を受けています。

病棟のご紹介

8階西です

外来担当

  • 初診受付時間:(午前)9:00~11:30
  • ※都合により、休診もしくは担当医を変更する場合がございます。初めての方は、あらかじめ電話等でご確認ください。
  • ◎は初診のみ、★は再診のみ、◇は女性医師です。
整形外科
午前 野口
中田
太田
西村
谷田
野口
石井
谷田
西村
太田
中田
石井
午後 中田 西村 野口 太田

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年末年始(12/29~1/3)

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