放射線科は画像診断部門と放射線治療部門に分けることができます。画像診断部門では、検診を始めに治療診療に伴うX線撮影から、各種疾患の性質や進行度を診断するための精密検査まで幅広く行っております。特にコンピューター断層撮影では、最新の64列マルチディテクターCTや3テスラMRI、SPECT-CT対応のガンマカメラを設置しております。スタッフは常に患者様の待ち時間短縮を心掛け、過去の診断情報を最大限に利用しながら診療に役立つ画像を提供しています。尼崎病院では各科の医師がPHSを携帯しており、検査時の予想不可能なトラブルにも即時対応できる診療支援の下に日常の検査が進められています。
一方、放射線治療部門では主に悪性疾患の治療が行われています。治療計画は、患者様への十分な説明と同意の後、EBM(Evidence Based Medicine:各疾患別治療成績の統計的結果)に基づいて立てられます。治療中は専門の医師が週1回患者様の全身状態や治療に伴う障害の有無を確認しながら、年間約250名の患者様の治療を行っています。また、患者様の負担軽減や社会復帰の促進を目的とし、可能な限り外来通院にて行うように努力しています。
(日本医学放射線学会 放射線認定専門医 放射線診断学)
(日本医学放射線学会 放射線認定専門医 放射線治療学)
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放射線科では、地域医療連携システムとして高額医療機器であるCT、RI、MRIの利用をできるだけ簡単に行っていただくために「県尼ねっと」を開設しました。「県尼ねっと」は連携医療機関からインターネットを利用して24時間いつでも簡単に検査の予約ができるシステムです。
当院では平成21年2月からフィルムレスを実施しており、フィルム作成や搬送の時間を省くことにより、検査から診断までの時間効率を向上させています。
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一般撮影装置は、短時間で画像情報が提供出来るので最初の診断に用いられる最も使用頻度の高い装置です。撮影装置から照射し、体内を透過したX線量を画像化しています。当院ではCR4台と乳房専用撮影装置1台、骨塩定量装置1台を備えています。
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X線TV検査とはX線を利用し体内を透視しながら目的部位の撮影を行う検査です。主に消化器科でのバリウム胃透視検査、注腸検査、内視鏡的逆行性膵胆管造影検査等をはじめ、整形外科では、脊椎腔造影等の様々な検査が行われます。当院のX線TV装置は3台稼動しており、多くの検査や診断及び治療を行っています。
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足のつけ根や腕の血管から針を刺して、カテーテルを目的の血管まで挿入し、造影剤を注入しながら心臓をはじめさまざまな部位の血管の走行や状態を観察する検査です。また、腫瘍病変に薬剤を流し治療を行うこともあります。当院は汎用型血管撮影装置1台とFPDを搭載した汎用型血管撮影装置を1台、心血管撮影装置1台を有し、高度な医療を提供しています。
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当院では最新鋭の2管球CT(Dual Source CT)と64列(Multi Detector CT)を備えています。DSCTで心臓検査は1/4心拍データ収集の超高速撮影により高画質で低被ばく(1mSv以下)を実現しています。また、全肺(30cm)の範囲を0.6秒間撮影が可能で負担が少なく、アーチファクトが減少し画質が向上します。
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MRIとは、磁気共鳴画像診断装置(Magnetic Resonance Imaging)の略で、人体の中にたくさん存在している水の状態を、非常に強い磁石の力を用いて信号とし、コンピュータで処理して画像にする方法です。また、放射線を使用しないため被曝がなく、造影剤を使用せず血管を描出することができます。当院では3TMRIを1台と、1.5TMRIを使用し従来の装置に比べ、検査時間が短く、質の高い画像を提供することができます。
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現在、放射線治療は、手術、化学療法と並び、腫瘍の治療になくてはならないものとなっています。当院ではコンピュータ制御による最新の放射線治療装置を用いているため、放射線治療は正常組織の被ばく線量をさらに減少させて、正確に照射することができます。当院では放射線治療装置と放射線治療計画用CTを備えています。
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当院では最新のSPECT-CT装置が導入されています。SPECT/CT装置はSPECTとMDCTを1台に融合した最新の装置です。特に骨シンチ・ガリウムシンチなど集積部位の解剖学的位置が明瞭でない検査に有用です。 その他脳血流、心筋、甲状腺シンチ、レノグラムを行っています。